インサイトでわかること―EQ
EQ能力
EQ能力とは、感情をうまく利用して、ふさわしい行動につなげる能力のことです。
これらはすべて、仕事の成果はもちろん、ともに仕事をする人々、取引先との関係構築にも重要になってくる能力です。
感情の識別 |
自分の気持ちを読み取り、それを言葉だけでなくしぐさや表情で表すことができるか。 相手の表情やしぐさ、雰囲気から気持ちを読み取れるか。 |
感情の利用 |
目的達成のためにふさわしい感情を作り出せるか。 他者の気持ちに共感できるか。 |
感情の理解 |
相手の怒りなどの感情、その原因はなんであるかを理解できるか。 相手の感情がどのように変化していくかを予測できるか。 |
感情の調整 |
感情的にならず、冷静に対処・実行できるか。 相手の気持ちを考え、適切な行動や解決ができるか。 |
<例>休憩中だったAさんに、取引先のBさんから電話がかかってきた。
A「はい、お電話かわりました、Aでございます。いつもお世話になっております」
B「あ、もしもし…」
コンピテンシー
コンピテンシーとは、職務や状況において「成果につながる質の高い行動をとれるかどうか」という、行動傾向や特性の事です。受検者の強みを測ることができます。
現状認識力 | 的確に状況を把握し、適正な判断ができるか。 |
ビジョン創出力 | 自律的に行動し、目的や目標を明確化できるか。 |
達成行動力 | 目標に対して自発的に取り組み続けることができるか。 |
自己管理力 | 自分の感情をコントロールし、物事に冷静に対処できるか。 |
困難克服力 | 困難な物事に直面した時、あきらめずに問題解決に向けた行動をとることができるか。 |
人間関係構築力 | 他者に思いやりを持ち、積極的に協業できるか。 |
コミュニケーション力 | 他人の話に耳を傾け、自己表現が適切にできるか。 |
組織適応力 | 組織風土や慣習を感じ取り、相応に行動変容できるか。 |
知的能力
「言語・論理」「数理・推論」の2つの側面について測ることができます。
キャリア志向
仕事に対する興味・価値観と、その思考の実現を支える「知的能力」「EQ能力」の測定から、受検者の実現可能なキャリアの志向性を把握できます。適職・配属の参考資料として活用できます。
例:開拓営業志向、専門志向、リーダー志向、サポート志向、活動志向、クリエイティブ志向など